断熱性アップと対面式キッチンを実現。孫との時間を楽しめる住まいに
スタイル工房 (設計・施工)


奥にあったキッチンを窓側に移動して、既存の吹き抜けを生かした開放的なスペースに。ダイニングが狭くならないように柱の右側部分を増築し、ウッドデッキも新設。冬の寒さ対策で新たに温水式床暖房も設置した。
DATA
物のカタチを変え人の気持ちを変える幸せづくりがモットー
閉塞感のあった独立型キッチンを吹き抜けに面した対面式に変更
「レスポンスが早くて要望を的確にとらえてくれた」と、スタイル工房に依頼してリノベに取り組んだFさん夫妻。リノベの舞台となったのは、夫妻が20年以上暮らしてきた木造2階建ての住まい。家族が集い、ゲストを招く場にもなる1階に限定してリノベを行うことにした。
改善したかったことのひとつは、独立型キッチンの閉塞感と収納の少なさ。
「キッチンを対面式にすると、以前の面積ではリビングダイニングが窮屈になってしまうと思い、増築も希望しました」(Fさん)
リビングダイニング隣接の和室はリビングに変更し、1階の南面全体をひと続きの広いLDKに変更。庭側に張り出すように増築もしたので、遊びに来た娘家族とにぎやかに集える広々空間が実現した。
断熱性をアップして冬も夏も快適に暮らせる住まいに
一戸建てにつきものの寒さの解消もリノベのテーマになった。
「以前は床暖房がなかったので、エアコンと石油ファンヒーターのダブル使いで寒さをしのいでいました。アルミサッシの窓から入り込む外の冷気も悩みの種でしたね」(Fさん)
リノベで床暖房を採用し、窓はすべて高性能の樹脂窓に変更。断熱材の入れ替えもおこない、冬は暖かく、夏は暑さを感じにくい快適な住まいになった。断熱性がアップしたことで冷暖房効率が上がり、電気代が抑えられていることにも夫妻は喜んでいる。
洗面脱衣室にはヒートショック予防のための床暖房や、室内干し用の電動ユニットなど、安心&便利に暮らせる設備を採用している。リノベで暑さ寒さが解消され、遊びに来る孫たちとの時間も楽しめる、快適な住まいに生まれ変わった。
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MATERIAL
床:オーク3層フローリング
壁:エコカラット(キッチン、トイレ)
INSTRUMENTS
キッチン、洗面台、ユニットバス:LIXIL
トイレ:TOTO
樹脂窓:YKK AP
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