絶妙なさじ加減で、憧れのインダストリアル×ヴィンテージ感を実現!
スタイル工房 (設計・施工)
DATA
物のカタチを変え人の気持ちを変える幸せづくりがモットー
素材感を大切にしながら程よいヴィンテージ感を追求
もともとインテリアにこだわりを持ち、住まいには「やりすぎない感じのインダストリアル感やヴィンテージ感を持たせたい」と考えていた夫妻は、スタイル工房から紹介された物件のなかから築5年の3LDKマンションを購入し、自分たち好みにリノベーションした。
暮らしの中心となるLDKは、床を無垢のフローリングに張り替え、壁を塗装で仕上げ、天井は仕上げ材を外して現しにして内装を刷新。むき出しになった天井のダクトや配線は化粧を施して見せることで、やりすぎ感のないインダストリアルな雰囲気に。また、リビングドアや寝室の間仕切り戸といった建具類は、ヴィンテージ感がただようデザインに交換するなど、夫妻のイメージ通りの内装へと生まれ変わらせた。
間取りや収納などの工夫で、理想的な暮らしを実現
選りすぐりのインテリアが映えるS邸は、開放感たっぷりの間取りも見逃せない。例えば、吊り戸棚で閉鎖的だったキッチンはオープンな対面式につくり変え、リビングにあった既存の和室は撤去してLDKと一体化させることで、のびのびとした空間に。さらに、和室と並列していた2つの個室をひとつにつなげ、リビング側を寝室に、反対側をウォークインクロゼットに変更を。しかも、寝室のリビング側を引き戸で間仕切ったので、扉を開ければすべての居住スペースがつながり、夫妻が希望していた「ワンルーム感覚」でくつろげるようになっている。
そのほかにも、収納を適所に配置して部屋を片付けやすくしたり、窓の断熱性や遮音性に気を配ってインナーサッシを採用したりと、暮らしやすさの向上にも心をくだいた住まいとなった。
MATERIAL
床:ナラ無垢フローリング(オスモクリア塗装)
壁:UP塗装(水回り除く)
INSTRUMENTS
造作家具