子どもの成長にも親との同居にも対応!「ほどよい距離感」の二世帯住宅
スタイル工房 (設計・施工)


1階を母のスペースと共用の水回り、2階をYさん一家のスペースとした二世帯住宅。2階のLDKは壁を撤去して隣室をとり込み、広々とした空間を確保した。階段室につながるブルーのドアがアクセントに。
DATA
物のカタチを変え人の気持ちを変える幸せづくりがモットー
間取り変更の可否を担当者がしっかり確認して、広々としたLDKが実現!
2人の子どもの成長と母親との同居をきっかけに、二世帯仕様の中古住宅を購入したYさん夫妻。2世帯がそれぞれいい距離感で暮らせる住まい、そして、2階の子世帯には子どもたちを見守れる広々としたLDKのある住まいをめざしてリノベーションすることにした。できるだけコストを抑えたいと考えていたYさん夫妻は、複数のリノベ会社に現地調査と見積もりを依頼。
「見積もりやプランの提案内容ももちろんですが、担当者の丁寧でやさしい雰囲気も決め手になりました」と、スタイル工房をパートナーに選んだ。Y邸は間取り変更に制限が出ることの多いパネル工法の住宅だったため、担当者は図面と現場で事前に構造などをしっかりと確認。2階のLDKの壁の1面を撤去して隣室とつなげるプランを提案した。
最小限の間取り変更でコストをおさえながら希望を反映した住まいに
壁を撤去して広げた2階LDKの一角は、今はリビング兼キッズスペースとして活用中。個室としても使えるように引き戸をつけることで、家族の成長に合わせて使い方を変えられる可変性のある住まいに生まれ変わった。
1階の母親のスペースと共用の水回りは間取り変更をおこなわず、内装や設備機器を一新。上下階とも床は無垢のオーク材を採用しているが、既存のフローリングに上貼りすることでコストをおさえている。間取り変更を最小限にしたことや施工の工夫で、Yさん夫妻の想定内のコストでリノベが実現。2階の子世帯のLDKで母親も交えてみんなで食事を楽しむこともあり、つかず離れずのほどよい距離感でそれぞれの世帯が快適に暮らしている。
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MATERIAL
床:オーク無垢フローリング
INSTRUMENTS
キッチン:クリナップ
洗面台・ユニットバス:TOTO
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