既存の間取りを生かしながら将来も見すえた暮らしやすい住まいに
スタイル工房 (設計・施工)
DATA
物のカタチを変え人の気持ちを変える幸せづくりがモットー
エアコンの故障を機にせっかくならとフルリノベを決意
16年ほど前に新築で購入したマンションに家族4人で暮らしていたNさん一家。購入時に間取り変更や家具の造作もおこなったこだわりの住まいでしたが、時間の経過とともに設備や内装の劣化が気になるように。故障したエアコンを交換するには造作家具の撤去が必要とわかり、リノベを具体的に検討するようになった。
せっかくならと子どもが巣立ったあとのことも見越して、今のうちに気になる部分を改修したいと考えたNさん。リノベのパートナーは、スタッフの雰囲気のよさに惹かれたスタイル工房に決定。設備や内装を一新する以外にも、使い勝手の悪さを感じていたウォークインクローゼットや風通しがよくない玄関ホールについて相談を進めた。
「気になる」や「こうだったらいいのに」をひとつひとつ解消!
広々としたLDKや家族みんなの書斎など、使い勝手のよい間取りはそのまま生かすことに。キッチンはアイランドキッチンに変更したことで、配膳や片付けがスムーズになった。キッチンと玄関ホールの間仕切り壁には開閉できる室内窓を設け、悩みのタネだった玄関ホールの風通しの悪さも改善された。
ほかにも、ウォークインクローゼットを2wayにして使い勝手をアップさせたり、圧迫感のあった造作家具を一新したりして、日ごろ感じていた「気になる」や「こうだったらいいのに」をひとつひとつ解消していった。Nさんは「インナーサッシや自然素材を使った内装、考えられた動線で住み心地は格段に改善しました」と、生まれ変わった住まいに大満足のようだ。
MATERIAL
床:ヨーロピアンオーク(床暖房対応)
壁:珪藻土(一部を除く)
INSTRUMENTS
キッチン、浴室、トイレ、洗面台:TOTO