ビーチハウスや和モダンハウスを彷彿とさせる、理想的な二世帯住宅
スタイル工房 (設計・施工)
DATA
物のカタチを変え人の気持ちを変える幸せづくりがモットー
海をイメージさせる内装を取り入れた、こだわりの子世帯
Tさん家族が購入した二世帯住宅は、約24年前にハウスメーカーが建てた鉄骨造の家。いざ、自分たちが住みやすいようにつくり変えようと、間取りの変更や窓の改修をスタイル工房に依頼したところ、ハウスメーカー独自の仕様や構造により、いろいろ確認しないと変更が難しいことが判明。そこで、スタイル工房は、ハウスメーカーに強度や構造を確認しながら、二家族の要望を盛り込んだプランを提案してくれた。
その甲斐あって、仕上がった住まいは想像以上の快適さ。2つに分かれていた玄関は一つにし、2階の子世帯と1階の親世帯の生活空間を互いに尊重しながら、二世帯が気軽に行き来できるようになった。
また、Tさん家族が暮らす2階は、閉塞感のあったLDKを広げ、勾配天井へと変えることで、元からあった天窓やロフトを生かした開放的な空間に。海辺の別荘で週末を過ごすほど海が好きな夫妻らしく、リビングの床に張ったチークと鉄骨の小屋裏が相まって、海上のプロムナードデッキでくつろぐような心地よさに。タイルやアクセントクロスなどもブルーを選んで、海のイメージを強めたのも夫妻のこだわりだ。
二世帯の交流や愛犬との暮らしにも気を配った親世帯
食事は二世帯でとることが多いため、子世帯も集まる親世帯のLDKは、隣接していた納戸や和室を取り払い、床をフラットにつなげてスペースを広げた。壁でさえぎられていたI形のキッチンも取り外し、リビング・ダイニングにより近い場所に移動させて、オープンな2列タイプに刷新。二世帯が集まってもゆったりくつろげる広さや、料理や食事などがしやすい間取りを実現した。
また、Tさんの母親は、「次に家を建てるなら、こんな感じにしたい」と、いろいろなイメージを持っていたことから、天井や床の仕上げ、骨董品の建具やこだわりの色タイルなどのお気に入りを随所に取り入れ、上質な内装を実現。4匹の愛犬たちとの暮らしにも気を配り、LDKの前にあった既存のテラスはスペースを広げ、愛犬たちの遊び場として活用を。玄関を一つにしたことで広くなった玄関ポーチに、犬の洗い場もつくってもらったそう。両世帯にとっても愛犬にとっても、居心地のよさを考え抜いた暮らしやすい二世帯住宅になっている。
MATERIAL
床:ウォールナット(1階)、チーク積層フローリング(2階)
壁:珪藻土(1階寝室の一部、2階LDKの一部)
INSTRUMENTS
キッチン:グラフテクト
ユニットバス:TOTO
トイレ:TOTO
スタイル工房
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