ハイスペックな建物のよさを生かして子育て家族が暮らしやすい住まいに
スタイル工房 (設計・施工)


南西向きの明るく広々としたリビングダイニング。間取りは変えずにクロスや床材を一新して、さらに明るい空間に生まれ変わった。テレビを壁掛けにしたことでスペースが広く使え、正面奥のリビングドアからのアクセスもスムーズに。
DATA
物のカタチを変え人の気持ちを変える幸せづくりがモットー
内装と設備を一新して暮らしやすさアップの工夫もプラス
子どもの誕生を機に築22年の中古住宅を購入したKさん夫妻。しっかりとしたつくりの注文住宅で、LDKのほかに4室の個室や吹き抜けの玄関ホールがあるなど、申し分のない広さと間取りだった。
内装と設備を中心にブラッシュアップしたいとKさんは5社のリノベ会社にコンタクトをとり、スタイル工房に依頼。玄関ホールに「ただいま手洗い」を提案してくれたことが決め手になった。
古めかしかった既存の水まわり設備を最新型に交換すると同時に、プランナーはプラスアルファの設計の工夫を加えてKさんファミリーの暮らしやすさに配慮。提案通りに採用した玄関ホールの手洗いは、帰宅後すぐに手が洗えてゲストにも気兼ねなく使ってもらえる便利なコーナーになった。
壁付けだったキッチンは、スペースはそのままに、リビングダイニング側向きのI型キッチンと背面キャビネットの組み合わせに一新。リビングダイニングにいる家族に目が届きやすい配置と、作業スペース&収納スペースの確保を両立した。
メリハリのあるプランで予算配分も希望どおりに
「既存の建物のよさをうまく生かしたプランで、予算配分にも配慮してもらえました」とKさん。水まわりの位置を変えなかったことと、断熱性や耐震性に問題がなかったことから大がかりな工事が発生せず、予算を内装と設備にかけることができた。
さらに、手を入れる部分と入れない場所のメリハリをつけたこともコスト調整に貢献。1階のリビングダイニング隣接の和室と、2階の2室の洋室は既存のままとした。
“ただいま手洗い”と同様に、便利さを実感しているのはダイニングの壁一面に造り付けたカウンターデスクだとか。「仕事や勉強のほかに散らかりがちなものの一時置きにも使えて、万能スペースとして活躍しています」とKさん。いずれ子どものリビング学習にも活用できる。既存の間取りを生かしながら、予算内で子育てがしやすい住まいを手に入れることができた。
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MATERIAL
リビングダイニング床:BOARD「スリムエイトロング床暖房対応」
INSTRUMENTS
キッチン:TOTO「クラッソ」
ユニットバス:TOTO「サザナ」
洗面台:TOTO「ドレーナ」
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